HELLO, WORLD! ブログ

日本創発グループ:株式会社エグゼクション ハロー・ワールド事業部の、ITエンジニア育成採用の活動をお伝えします。

【5期生クワマンの日進月歩】怪しいを見逃すな

みなさん、こんにちは。
ハロー・ワールド5期生のクワマンです。

 

私は前職の物流業界からIT未経験でハロー・ワールドへ転職してきました。
苦戦しながらも、充実した4ヶ月間の座学研修を修了し、2019年8月より株式会社エグゼクションに在籍して、お客様先常駐でネットワークセキュリティ業務の一環として企業が保有する情報資産を守る業務に携わっています。

 

◆情報資産の価値
情報資産の価値について説明すると、『プライスレス』の一言につきます。

攻撃者グループによっては、1つの企業の情報資産を窃取するために数ヶ月から数年単位の時間をかけるケースもあり、状況次第では企業の持つ情報というものはお金に換算出来ないものになることもあります。

その他、企業が持つブランドイメージにも傷が付くため、情報が窃取されたり流出したりした場合は損害賠償以上の損失が発生します。

 

◆具体的に何をしているの?
現場レポなので現場について書きたいところですが大人の事情に抵触するため、自宅環境を代打として簡単に紹介したいと思います。

唐突ですが、皆さんは自宅のパソコンや携帯端末からの通信内容を意識したことはありますか?恥ずかしながら私はセキュリティの現場に配属されるまでは、強く意識する機会はありませんでした。

でも “いつ”、“どこと”、“どれだけ” 通信が発生したかという観点はネットワークセキュリティの基本なんです。

 

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Top Talkers

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Network Traffic

 

画像は、日曜日の起床から昼にかけて私の通信結果になります。(この記事を書くために急遽、環境構築してみました)

 

内容は “朝8:00から12:00” までの間に “携帯ゲームと動画サイト” に対して “5.1GBytes” の通信が発生しています。

この中に全然知らない通信先や、寝ている時間(深夜帯)に通信が発生していたら少し怪しいですよね。このような些細な違和感を頼りに、攻撃者からの攻撃の兆候を見逃さないよう目を光らせています。


ネットワークセキュリティは通信内容以外にも、インフラに関する技術や知識も必要になり、とても奥が深い分野です。

まだまだ駆け出しではありますが、しっかり成果を残し、胸を張って “何が出来るようになったか” を紹介できるように頑張っていきます。

 

 

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テレワークは突然に

こんにちは、中の人です。

 

新型コロナウィルス感染症、世界的に大変な事になってきていますね。日本でもテレワークが推奨されるオフィスがあちこちあるようです。不要不急の外出や濃厚接触を避けろと言われてますよね...と思っていたらなんと、ハロー・ワールドもテレワークを実施することに!

(いや、とりあえずまだなんにも準備してませんけど…)

 

そんなわけでバタバタと準備をしました。

七期生の自宅通信環境・PC環境について尋ねたり、テレワークをやるにあたって、講義のやり方とか、時間管理をどうすればいいのかなどなど。

 

ちょうど、AWSの基礎講義と演習をするタイミングだったのですが、テレビ会議システムの利用でなんとかなっています。

講義自体はスライドを共有しながら音声で内容の説明ができますし、演習課題もクラウド上にある講師と七期生の共有ファイルに参考URLやコメントなどどんどん追記しながら出していくような感じで進められます。これだと課題は各自のペースで進められるので、他の人を待つような空き時間も発生しにくくなります。

また、AWSではEC2にSSHログインしての作業があるので、AWSの基礎と言いつつLinuxのコマンドについてもいくつか触れています。これも、コマンド一覧や使い方などWebで細かく解説してくれている方々がたくさんいらっしゃるので、ありがたく利用させてもらったりもしています。

 

インターネット便利!クラウドサイコー!

 

それに、毎朝ぎゅうぎゅうに混んでいる電車を利用しなくていいのも、メンタル・フィジカル両面においてとても良いです。

 

。。。ですが、中の人はハロー・ワールドの教室から講義をするということで、いつもどおりの通勤と出社なのでした。あれ...?

でもまぁ、これを機にテレワークが可能な業種にはもっと普及してもいいんじゃないのかなぁ、と思います。

 

さて、今後はテレワークでの講義が終了し、グループ開発演習を再開します。

突然始まったテレワークでしたが、人数が少ないおかげもあってか、まずは大きな問題も発生せずスムーズに進められたかな、と思います。
普段と異なる環境で、知識も今まで以上に身についてるといいけれど。

 

それにしてもコロナウィルス、早く収束してほしいですね!

 

【CEOが語るハロー・ワールド(3)】会社をみんなに開放する

こんにちは。村田です。株式会社ハロー・ワールドの代表取締役、というか創業者です。

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ハロー・ワールドでは今年から無料のイベントを実施していこうとしています。会社と外の社会との接点を増やしていくことで、いろいろなことができるようになるんじゃないかと思っているので、そのあたりの考え方を少しずつ書いていこうと思います。

<会社をみんなに開放する>
一般の人々から見て、会社のことってわからないですよね?誰もがふらっと自由に入れる会社ってあまりない、というか普通無いですよね。でも最近、コワーキングスペースを営む会社とか、共創を促進するオープンスペースをつくる会社など、オープンな考え方も徐々に増えてきているように思います。

ハロー・ワールドは、未経験からITエンジニアを目指す人と幅広く接することができる、開放された組織にしたい。これまで例えば求人媒体で募集を出して、会社説明会、面接と進む・・・という流れの中では接点は有料の求人媒体しかなかったわけです。これからはもっと、うちに入社しない人とも接点をつくり、セミナーで知識や情報を提供したり、相談にのったり、応援していきたいと思っています。

平日の夜とか、会議室とか使ってなければ無駄なリソースなわけで、無料開放してもお金かからないですし、前回書いたように育成する側の人件費は義務と考えれば、無料のイベントやセミナーが実施できるんじゃないか?結果的に、事業として成立するか(お金が儲かるか)は正直わかりませんが、やり続ければ何かが生まれるんじゃないか、と実験したい気分なのです。誰でも出入りできる会社、ITエンジニアを目指す人はもちろん、近所のママや子どもまで気軽に集まれる会社・・・ってできたらすごくないですか?

 

開発演習に取り組んでいます

2月もまんなかを過ぎ、座学期間もまんなか過ぎまでやってきました。

振り返れば、ITの基礎から学習を始めたのはほんの2か月前。
そこからJavaの基礎を学び、HTMLやCSSを触って、データベースをSQLでごにょごにょし、サーブレットもやって。

気がつけば、簡単なWebシステムを作れるくらいの知識は叩き込まれているはずの七期生たち。というわけで、開発演習が始まっています。

 

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開発中



 

この演習は「単純になにかを作る」というものではありません。

まず、(架空の)クライアントが存在します。クライアントの要望を聞き、要件を定義したら、合意を取りつつ設計を進めていく...ということをやっています。

もちろん納品日や提出物もきっちり設定されていますので、遅れないようにスケジュールを考えつつ進めていく必要があります。

 

これもう、普段の仕事と遜色ありませんよね。どんなものができあがるのか。。。

発表の様子はまた今度お知らせします!

 

【 ワタシと仕事 】 セキュリティの仕事vol.1

はじめまして、5期生のホシです。

去年の4月にハロー・ワールドに入社してから、もうすぐ1年が経とうとしています。
今思えば当たり前のことですが、「やってみたい!」という気持ちを大切にしても良いのだと、完全未経験からITの世界にダイブしてみました。

キーボードのDelキーも分からなかった私が、今やエンジニアに!
とはいえ、まだまだひよっこ!日々勉強中です。


そんな私ですが、4か月の座学研修を終え
現在は株式会社エグゼクションにて、セキュリティの現場で働いています。

今や、個人情報が売買される時代・・・
ブラックハッカー達も一般企業に勤めているように24時間交代制で働き、攻撃をしかけてきているようです。
 

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私の個人携帯端末にも、毎日のようにフィッシングの詐欺メールが送られてきます。(たまにひっかかりそうになります。)

そんな悪い人達がしかけてくるサイバー攻撃から会社を守るべく、セキュリティ事故の未然防止に努めています!

 

実際に、現在トレンドのウィルスである、「Emotet」ご存じですか…?*1
Emotetと呼ばれる攻撃メールが、国内の組織に届いて感染し、問題視されています。*2

まさにそのようなウィルスからの感染や、ハッカーからのサイバー攻撃を受けていないか、ネットワークのログを解析するのが主な仕事です。

ネットワークを利用している以上、セキュリティ事故は他人事ではありませんね。
日々、危険と隣り合わせ…♡という意識を持っていたいものです。

 

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【CEOが語るハロー・ワールド(2)】おおげさに言うと、社会って何か

こんにちは。村田です。株式会社ハロー・ワールドの代表取締役、というか創業者です。
ハロー・ワールドでは未経験からのエンジニア育成という事業をやっていますが、3年目になってようやく「何を目指してやっているのか」というビジョンがだんだん具体的に見えてきたので、少しずつ書いていこうと思います。

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<おおげさに言うと、社会って何か>
まあいろいろな観点があるかとは思いますが、私がここで言う社会とは一言でいうと「いろいろな人が協力し合って生きる」ということ。いろいろな人というのは、社会の多様性の中でも基本的な、いろいろな年代、いろいろな経験の人たち。多様性ということでは最近だとLGBTQのことかと思われがちですが、もっと基本的なこととして社会が成熟していくために、能力や経験のある人がしっかりそれを伝えたり、他の人を育てたりしていく、ということが必要だと思うんです。親が子どもを育てないと人類が滅びるように、先輩が後輩を育てないと文化は滅びる。育てるというのは社会人としての義務ではないかと考えるようになりました。

ところで最近、働き方改革だの、ワークスタイルの多様化だの、個人の権利や希望ばかりがフィーチャーされているような印象を受けます(それらを否定するわけではないですが・・・)。また飲み会は上司の話を聞かされるのが嫌だから行きたくないなど世代間のギャップはよく話題になりますが、(まあいつの時代も若者というのは「大人はわかってくれない」と同年代とだけつるみたがるものですが)良いことだとは思えません。

ハロー・ワールドは、先輩全員が後輩を育てる義務がある組織、と明確に定義します。未経験で入社し、研修を受け、業務を始めて成長していくことをみんな経験する過程で、次の後輩の育成に参加することで、自分もともに成長する。かつてGoogleに20%ルールというのがありましたが、ハロー・ワールドは自分の時間の何%かは、必ず後輩の育成に使う義務がある。そういう文化を持った会社にしていきます。

 

【CEOが語るハロー・ワールド(1)】なぜ自分はエンジニアなのか

こんにちは。村田です。株式会社ハロー・ワールドの代表取締役、というか創業者です。

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ハロー・ワールドは2017年の秋にできた会社なので、今3年目に突入したところです。ようやくだんだん、自分がやろうと思っていたことが具体的になり、少しずつ近づいてきた気がします。

なので、このあたりであらためて、これまで考えてきたことや、これからやりたいことを書いていこうと思います。

<なぜ自分はエンジニアなのか>
私の経歴をざっとお話しますと・・・ 大学は工学部電気電子工学科を卒業しているという理系人間です。その後新卒でSEとして就職したので、プログラムなどの技術は本格的に会社で学びました。それからインターネットの時代になり、フリーランスを経てSONICJAMを設立し、2年ちょっと前にハロー・ワールドを設立、現在に至ります。技術者が経営者、というのがハロー・ワールドのひとつの特徴というか、やっぱりエンジニアの気持ちがわかるというのが重要なポイントだと思ってます。

最近の自分の仕事としては、技術だけでなくデザインやマーケティングやすべて含めたプロデューサーという形が多いですが、自分のルーツはやっぱり技術者だと思っています。自分が子どもの頃憧れた職業は、発明家と名探偵。発明家とは、Back To The Futureのドクみたいな、町のマッドサイエンティストのイメージ。ああいうわけわからないものを生み出す発明家になりたかったな。また、小学生のころ江戸川乱歩の少年探偵団とコナン・ドイルのシャーロック・ホームズとかを読むのが好きだったり(名探偵コナンくんと一緒ですが)、当時はTVでも刑事ドラマや探偵ドラマも多くて、探偵に憧れてました。今総合して考えてみると「論理的に問題を解決する」というのが好きだったんじゃないでしょうか。それは今も変わっておらず、結果的に手段は違うけど論理的に課題を解決する仕事をしているんだと思っています。

さて、小学生にプログラミング教育が義務化されるという話ですが、これがどうなるのか密かに心配しています。というのは、プログラミングを覚えるというのは、決められたツールを使いこなすとか決められた正解がわかるということではないと思うからです。学校教育だとどうしてもそういう教え方になってしまうのではないかと・・・。本来プログラミング思考を身につけるということは、

 

  無いものは何でもつくれる

 

のだと知ること。自分が神になれる。すごい。科学は魔法だ。今や便利なデバイスやツールなどが用意されていますが、与えられたことしかできない、ということでは困るのです。
自分も仕事をしたり、エンジニアを育成していく中で、そういうことを伝えていかなければと思います。