日に日に気温が下がり、布団から出るのが辛くなってきた今日この頃。
会社見学も終わり、それぞれ目指す先が見えてきた四期生たちは、前にもまして勉学に励んでいます。
そんな四期生たち、練習問題やサンプルコードを打ち込んだり、講義を聴いたりしているときは順調そうに見えますが、新しい演習問題のようにほぼヒントがなかったり、少し前に勉強した内容も盛り込まれた課題にぶつかると、すっと解くのはまだ難しい様子…なかなか順風満帆とはいかないようで。
何事も数をこなさないと、慣れないものです。
働き方改革なるよくわからない言葉のせいで、労働者は特に高い生産性を求められます。要は単位時間でどれだけ成果が出せるかということ。
RPAやクラウドツールなどを利用して生産性向上!などと謳ったコピーが、Webや雑誌、テレビなどあちこちに踊っていて、世の中はどこもかしこも即効性のある何かを求めているように思います。
ですが、今までできなかったことが、“すぐに”できるわけなどありません。
できるようになるまでは、どうしても時間が掛かるものです。
もちろん、今はできなくてもやり続ければいつかできるようになるはずです。(とは言え、あまり悠長に構えてはいられないのも事実です。)
そして、できるようになるためには、数多くの機会に触れて経験を積み重ねることが大切です。より多くキーボードを叩く必要がありますし、より多くプログラムを考える必要があるでしょう。
できない人、成果の出ない人でよく目にするのは、志ばかり高い人です。
目標が高いことがいけないのではなく、一足飛びにそこを目指そうとしているからなかなか上手くいかないのですね。
例えば、エベレストに登るのには細かく入念な準備が必要です。
今すぐ頂上へ、なんてインスタントにできません。機材を揃え、高所の低酸素に耐えられるよう体を慣らし、体力づくりも…と、いろいろやることがあります。
つまり今からすぐエベレストにいっても、そのまま登れるものではないということ。
これは誰でもわかることでしょう。
成果・結果が芳しくない人は、まさにこれだと思います。
目標達成に向けて、必要なことを一つずつ着実にやっていくことが大切、という視点が置き去りになってしまっているんですね。
千里の道も一歩から、ということわざがあります。
最終到着点とは直接関係がないように思える「忘れっぽい」とか、「確認不足」というような事さえも、目標達成に至らない理由になりえます。
高い目標を達成するには、そこへ至るための土台が重要であることをしっかり認識し、目の前の1つ1つを丁寧に積み上げていく意識が必要だと感じます。
四期生たち、そして今後ハロー・ワールドに入社するみなさんが、それぞれ積み上げるべきものを定め、数多くこなし、ゆるぎのない土台を作っていけるよう、講師も一緒に頑張っていきます。
ハロー・ワールド第五期生の募集はもうすぐ終了します。ご応募頂いた方々には、会社説明会にて親会社や配属先の会社についても詳しくご紹介いたします。
ITエンジニア志望者のご応募をお待ちしています!