HELLO, WORLD! ブログ

日本創発グループ:株式会社エグゼクション ハロー・ワールド事業部の、ITエンジニア育成採用の活動をお伝えします。

【CEOが語るハロー・ワールド(2)】おおげさに言うと、社会って何か

こんにちは。村田です。株式会社ハロー・ワールドの代表取締役、というか創業者です。
ハロー・ワールドでは未経験からのエンジニア育成という事業をやっていますが、3年目になってようやく「何を目指してやっているのか」というビジョンがだんだん具体的に見えてきたので、少しずつ書いていこうと思います。

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<おおげさに言うと、社会って何か>
まあいろいろな観点があるかとは思いますが、私がここで言う社会とは一言でいうと「いろいろな人が協力し合って生きる」ということ。いろいろな人というのは、社会の多様性の中でも基本的な、いろいろな年代、いろいろな経験の人たち。多様性ということでは最近だとLGBTQのことかと思われがちですが、もっと基本的なこととして社会が成熟していくために、能力や経験のある人がしっかりそれを伝えたり、他の人を育てたりしていく、ということが必要だと思うんです。親が子どもを育てないと人類が滅びるように、先輩が後輩を育てないと文化は滅びる。育てるというのは社会人としての義務ではないかと考えるようになりました。

ところで最近、働き方改革だの、ワークスタイルの多様化だの、個人の権利や希望ばかりがフィーチャーされているような印象を受けます(それらを否定するわけではないですが・・・)。また飲み会は上司の話を聞かされるのが嫌だから行きたくないなど世代間のギャップはよく話題になりますが、(まあいつの時代も若者というのは「大人はわかってくれない」と同年代とだけつるみたがるものですが)良いことだとは思えません。

ハロー・ワールドは、先輩全員が後輩を育てる義務がある組織、と明確に定義します。未経験で入社し、研修を受け、業務を始めて成長していくことをみんな経験する過程で、次の後輩の育成に参加することで、自分もともに成長する。かつてGoogleに20%ルールというのがありましたが、ハロー・ワールドは自分の時間の何%かは、必ず後輩の育成に使う義務がある。そういう文化を持った会社にしていきます。