【Unity道を征く】ハイパーカジュアルゲーム制作の裏側へ迫る
「このゴミをあそこにあるゴミ箱に投げて……1発で入ったらクリア!」*1
普段、何の気なしに考えてしまうこんなこと。もし、これが本当にゲームアプリにできると言ったらどうしますか?
クラウドゲートが作っているハイパーカジュアルゲームというのは、まさにこういうものなのです!
こんにちは。
いきなりの導入で始まった今回のBlog記事、担当するのは四期生のユウです。
現在は、クラウドゲートにてUnityを使ったハイパーカジュアルゲームの開発を行っています。そんな現場から、みなさんにハイパーカジュアルゲームの魅力や開発の裏側についてお伝えしていきたいと思います。
1. ハイパーカジュアルゲーム とはなんぞや?
ゲームを作っていると言っても、その種類や内容によってお仕事の中身も違ってきます。私達が取り組んでいるプロジェクトというのは、同期の ともしー君 が書いた以前の記事(【一意専心】初めてのゲーム開発 )でも少し触れられていたのですが、ハイパーカジュアルゲームというもの。簡単にいえば「説明を受けずとも操作方法がわかる」「誰でも遊べるような簡単な操作」「シンプルかつ遊びやすい内容」といった要件を満たすゲームのことです。
例えば、スーパーマリオランなどを思い浮かべていただけると分かりやすいですね! 自動で移動するマリオ、タップするとジャンプする。これだけのシンプルな操作ですが様々なステージがあり、空き時間に簡単に楽しく遊ぶことができるゲームとなっています。
こうした視点で見ていくと、冒頭で触れた「ゴミ箱にゴミを投げて入れる」というのも立派なゲームとして成り立ちます。ゴミをスワイプして奥にあるゴミ箱に入ればクリア、というふうにゲームに落とし込むことができますよね。
どうでしょうか? こう聞くとなんだかゲームがすごい身近に感じられて、すごく簡単にできそうな気がしてきませんか!?
2. ゲーム開発 ヒミツの裏側
さて、そんなハイパーカジュアルゲームを作るぞと頑張っているのですが、その作り方というのは一般的なコンシューマ向けゲーム制作とは少し違っています。
だいたい1~2ヶ月ぐらいでゲームアプリを作るので、全体的にスピード感のある開発環境となっていますよ!
まずは、ゲームの内容を決めるためにアイデアをたくさん考えます! これでもかとアイデアを出します。ここが一番キツイ所でもあるので、みんな頭を悩ませて胃を痛めつつ考えているのです…(;_;)。 しかし、ここでハイパーカジュアルゲームの良い点も見えてきます。ゲーム自体は単純にする必要があるので、アイデアもシンプルな案でOK、誰がアイデアを出しても面白ければ採用されます!
つまり……。
あなたの考えたアイデアが、実際のゲームになって
Google PlayやApp Storeに並ぶ可能性があるのです!
……どうですか? 俄然やる気が出てきたのではないでしょうか!
「このゲームさ、原案は俺のアイデアなんだよね」「あ~、あのゲーム? 作ったのは私なんだよね~」と友達に自慢することができてしまいます。
3. 作っては投げ、作っては投げ。怒涛の開発スタイル
シンプルなゲームだからこそ開発のフットワークもかなり軽く、サイクルも早いのも他のゲーム制作とは違った一面といえるかもしれません。例えば企画段階で「これ良さそうだね」となったアイデアがあれば、5営業日程度で簡単に遊べるプロトタイプ*2 をプログラマーが作成します。
プロトタイプが完成したら、社内のメンバーで実際に遊んでみて面白いかをジャッジします。ここで面白ければ開発を進めることができるのですが、面白くなければボツです!
プログラマーとしては、自分の作ったゲームには少なからず愛着も出てくるので、半ば祈るような気持ちで我が子(ゲームアプリ)のジャッジを見守ります。*3
ここでGOサインが出れば次のステップへ進むことができます。いくつかあるジャッジを全てクリアすることができると正式に本開発へ進めます。
ここまで来れば、大手を振って開発を続行できます! 更に、グラフィックやサウンドの予算も割り当ててもらえるようになります(笑)
しかし、ボツになった場合はそういうわけにもいきません…(T_T)。残念ながら開発は中止、新たな気持ちでストックしてある他の企画から良さそうなのをアサインされ、新しいプロトタイプの作成に取り掛かります。
とにかく駄目なら次へいこうの精神です。作っては投げ、作っては投げ。
ヒットアプリを目指して今日も開発に取り組むのでありました……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
……というわけで、ハイパーカジュアルゲームを作るために私達がやっていることの一部をご紹介してみました。アプリストアに並んで皆さんに遊んでもらうことができるゲームもありますが、実はその裏側に残念ながら日の目を見ることのなかったゲームたちと、開発チームの血と涙と愛…あとは多少の胃の痛みの物語が隠されているのです。
そんな血と涙と愛の結晶であるゲームアプリの新作が、つい先日クラウドゲートからリリースされました。
「Ray & Mirrors」と言うゲームアプリです。
お暇な時にぜひ遊んでみてくださいね!
iOS版
Android版
ガッツリと宣伝を入れた所で今回のBlog記事はおしまいです。
それではまた次回お会い致しましょう! 四期生のユウでした。
第六期生募集開始のお知らせ
ハロー・ワールドは、2019年8月入社予定者の募集を開始いたしました。
応募頂いた方には、会社説明会についてご連絡いたします。
会社説明会の終了後、ご希望の方はそのまま一次選考に進むことができますので、その場合は履歴書・職務経歴書・筆記用具をお持ちください。
(選考を希望されない場合は、履歴書等不要です)
なりたかった ITエンジニアへの道、ここから踏み出してみませんか?
ご応募お待ちしています!
始めたこと
気づけば研修のスタートから1か月が経過!!
あっという間すぎ、GWも遠い記憶になるわけです。
さてさて、タイトルを【始めたこと】として、
今年やろうとしていることとか、始めたことを紹介していきたいと思います。
まず今期から始めた取り組みがこちら
なにが違うのかわからない、いつものクラスの風景に見えるって?
よーく見てください。
違うのは、研修生の姿勢。
何かを必死に書いているような前傾姿勢。
ここを読んでいる方々も経験があると思いますこの姿勢。
わかりましたか?
テストです。
毎週最終日、その週までにやった内容を確認テストとして必ず行っています。
現在のスタイルは、選択式が15問・記述式が5問の合計20問、これを制限時間30分で解答するというもの。
選択問題は4択制にしてあり、ここは基本情報技術者試験を意識しています。
ただし確認が目的なので、学生時代にあったひっかけや意地悪な問題を作っているわけではありません。想定得点は、100点中75点を目標に作っています。
講師側の効果は、週単位で各人の理解度・習熟度を可視化できることです。
答案は研修生に返却するので、研修生個人も今自分がどのくらいわかっているかの目安になっているものと思います。
ちなみに、問題は毎週その週の進捗に応じて中の人が作成しています。
そんな中の人ですが、講師のサポートをメインに、運営に関する総務など諸々も担当しています。そして実はそれなりに忙しくなってきているので、サポートスタッフを募集することになりました。
これが始めたことの2つ目。
これまでは、研修を滞りなく進めていくことに一生懸命だったため、まだすべての仕事がきっちりと整理されていません。なのでまだ明確に「この業務を担当してください」というより、総務寄りの募集要項になっています。
現在、Wantedryで募集中です。
このブログから読み取っていただけるかもしれませんが、ハロー・ワールドは普通のスクールや塾とは違い、良い意味でも悪い意味でもまだ発展途上な状態です。プロダクトライフサイクル的に言えば、今は導入期の最後の方~成長期への転換点の様に感じています。
そういった意味で、変化を好意的に捉えられる方は特に向いているかもしれません。
ハロー・ワールドHPからの応募も歓迎しています!
一緒にハロー・ワールドを作っていきましょう。
【一日一歩ずつ】インターン期間を終えて
はじめまして。4期生のまきです。
私は現在、ファイブスターでお世話になっております。
ファイブスターは既にこのブログにも登場している先輩方が働いている場所です。
私も先輩たちと同様に、インターン期間でWebフロントとバックエンドに関する事を学びました。
どのような研修をしていたのかは先輩方が書かれているので割愛させて頂き…私がファイブスターに配属された当初「もっとも戸惑った事」についてお話しさせていただこうと思います。
その戸惑ったことは何かと言うと……Macの操作方法です!
(ファイブスターのエンジニアは全員、MacのPCを使ってお仕事しています…!)
今まで生きてきた中でパソコンはWindowsしか触った事のない自分には、Macでの文字変換などわからない事だらけでした。
自分で調べたり上長に教えてもらったりしながら、今はやっと慣れてきた頃です。
この慣れですが、プログラムも同様に他の人のコードを何度も読んで打って慣れていったら段々と出来るようになってくるんじゃないかなーと最近思い始めています。もちろん、考えて理解していくということも必要な事ですが!
座学研修時はJavaを学びましたが、職場ではJavaScriptを主に使っています。
あとはPHPもCMSでよく使われている言語で、WordPressでサイトを作成する時に使っています。
Java、JavaScript、PHP。
コードを書くという事は一緒ですが、それぞれの言語に書き方の違いや性格のようなものが見えて知れば知るほど面白いです。
これらの言語を使いこなして、早く一人前のWebフロントエンジニアになれるように頑張りたいと思います!
ようこそプログラムの世界へ
2019年、最初で最後の楽しみだった10連休が終わってしまいました。
それとともに”平成”が終わり、”令和”になりました。
ともあれ10連休でリフレッシュした中の人、気持ちを新たに研修風景をお伝えしていきます。
前回は座学のスタートということだったのですが、今年のカリキュラムでは最初の1週間で
- IT基礎
- アルゴリズム
- VR体験
の3つをやっていきました。
中の人の平成最後の失策『VR体験中の写真撮り忘れ...orz』により体験中の写真がないのですが、用意した手順通りにプログラミングすることで、VRの世界を構築しHMD(ヘッドマウントディスプレイ)で見てみるという、面白い体験を行いました。
最後に、仕事として極めて行くとどういうものが出来上がるのか、キャドセンターさんから借りたデモ機での体験もしました。
みんなとっても楽しそうでしたよ!!(説得力皆無)
プログラミングでいろいろなことができることを体験してもらったところで、実際にプログラミングの勉強に入っていきます。
今年は、C#を題材に講義を進めています。
昨今のプログラム言語は、多少の差があれど基礎的な部分はあまり変わらないですし、時流によって求められる言語も異なるので、色々な言語を試していきたいと考えています。
次回は、今年から始めた新しい取り組みについてご紹介したいと思います。
五期生の座学研修スタート
入社の翌日からは、座学研修です。
研修生たちのバックグラウンドはさまざま。なので講義はまず「ITの基礎」から始まります。まったく別の業界から飛び込んできた人にとっては、この先進む「ITエンジニアへの道」の入り口を学べる重要な講義です。
他にも、ネットワークやセキュリティの基礎、アルゴリズムについて学習したりと、最初のうちは頭をITに慣らしていくような講義がたくさん。
とは言え、ただ聞いているばかりではありません。さっそく考えたアルゴリズムをフローチャートに落とす演習が行われていました。
作成後は自分のフローチャートを順番に発表・説明します。みんな課題は同じなのに、実際にできあがった内容はそれぞれ違っていました。これはたくさん気付きがあって良い勉強になりそうです!
さぁ今週末からは10日間の大型連休、このブログも1週お休みします。
連休明けからまた、五期生たちの研修の様子をお伝えしまーす!
第五期生が入社しました!
春の訪れと共に、五期生がやってきました!
エンジニア不足と騒がれている今日この頃ですが、新たにITエンジニアを目指す4名を迎えることができて大変うれしく感じています。
入社式と続けて行われた懇親会には、日本創発グループの取締役陣をはじめ、これまでハロー・ワールドで研修を終了した一期生から四期生で業務の都合がついた人たち、スタッフ・講師陣などが参加し、賑やかな時間でした。
ちなみにこの懇親会の会場、日中は会議室とフリーのワークスペース、夜は有志の勉強会などに使われている場所で、エグゼクションの社内施設なんです。
ハロー・ワールドとエグゼクションは同じビルに入っているのですが、こんな素敵な場所を快く使わせてもらえるのもグループ会社ならでは、ですね。
また、取締役や講師、先輩たちにガンガン話を聞けるのも懇親会の良いところ。みんな積極的にいろんな人達と話をしていました。
この調子で、これから始まる研修にも積極的に取り組んで行きましょう!